- 第1章、世の中には、いつも二通りの人間がいる
- キレイになった近頃の女のコたち
- キャンパスが明るくなったワケ
- かわいい女のコが全てだった
- 高校時代に好きだった女のコのこと
- かわいい女のコというのは、本当にかわいい
- ユカリさんのこと
- なぜそんなところに住んでるんだろう?
- ユカリさんが住まいを決めた理由とは
- 裕福な人間は、努力のケタが違う
- 怪しい麻雀大会
- 不用心? それとも社交的?
- ユカリさんを見て知った、裕福な人間の正体
- 第2章、育ちの良さが、人生を分ける
- アカイさんのこと
- ヒダカ君のこと
- 紫色のラメ入りシャツと、ルパン三世のはくようなズボン
- 京大生のナンパ大作戦、果たしてその首尾は?
- 崩れだした思惑
- 田舎では京大なんか大学じゃない
- 弟のせい?
- たった三十分で彼岸に渡ってしまったヒダカ
- 実は、別に彼女がいた
- 良家の娘は、良家の男と結ばれる
- 第3章、裕福という価値、貧乏という病気
- 空を自由に飛ぶ鳥は、落ちることなど気にしない
- アマノ君のこと
- 始末屋の多い愛知からきたシンガイ君
- 葬式帰りに五十万円のカメラを!
- 大学で初めて知った裕福というモノ
- 裕福な家庭は、実は星の数ほどある
- ネコに小判、ブタに真珠、そして貧乏人にお金
- 共産主義者が、頑固なわけ
- 人間は、自分が正しいと思いたい生き物である
- 第4章、貧乏人は、健康のありがたみがわからない
- 貧乏人の顔色は、いつも悪い
- たかが風邪くらいで寝込んだアマノ君
- お金のありがたみ、健康のありがたみ
- 風邪は万病のもと
- 貧乏人の価値観はムチャクチャ
- 余裕とは、物理的概念である
- 明治時代の機械がすぐ故障したわけ
- とんでもなかったウチの食事
- 常識も観察力もまるでなかったウチの母親
- 貧乏人の食事は、エサより悪い
- 貧乏人は、実は金のことしか考えていない
- 衣食住なくして人生なし
- 第5章 お金を使う知恵・お金を使う資格
- テレビで見た「ケチ」のはなし
- ケチとは、我慢をただお金に変えただけである
- ケチには、幸福を創造する機能がない
- 買い物の達人、登場
- 財神の奥さんも、家計簿なんてつけていなかった
- 裕福な人の成功の秘訣
- 第6章、裕福とは、「トク」の積み重ね
- 豊かさとは、ムダをすることかもしれない
- 必需品は、時代によって中身が違う
- ゼイタクをしないから、貧乏人は貧乏
- 節約のコツは、お金を遣うこと
- 遅れるバスは、さらに遅れる
- 育ちの良い人間が親から受け継ぐ無形の財産とは
- お金持ちはなぜ、子供の教育に金をかけるのか
- 貧乏人には「徳」がない
- 第7章、貧乏人とカラスは、ガラクタばかり集めたがる
- ヤグチ君の新しい実家の話
- 同じモノのハズなのに…
- 暮らしの良さはにじみ出る?
- 見わたせば、なぜかガタクタばかり
- 石橋を叩いて渡る堅実さ
- 貧乏人はガラクタしか知らない
- ガラクタは家庭をも破壊する
- 第8章、育ちの良さは加速する
- 育ちのいい人間には、良いモノの匂いが嗅ぎわけられる
- 裕福を解く鍵は、五蘊盛苦かも知れない
- 裕福な人間には、激しい生活水準回復本能がある
- 豊かな国は、裕福な人間にしか作れない
- 育ちのいい人間はなぜ、自分の失敗をうれしそうに話すのか
- 育ちの良さは、能力を加速する
- 仏の話を聞く者と、聞かない者との差とは?
- 一の矢は受けても二の矢、三の矢は受けず
- 知恵は、在野に求めよ
- やっぱりそれも、良家の教育
- あとがき